ExcelのVBA(マクロ)の比較演算子についてまとめました。
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比較演算子とは
比較演算子とは、その名の通り、演算子の左辺と右辺を比較して、「等しいかどうか」や「大小」の判定を行います。
そして、判定結果として真(true)か偽(false)の値を取ります。
比較演算子は関係演算子とも呼ばれています。
比較演算子リスト
VBA(マクロ)で使える比較演算子は下記の通りです。
| 演算子 | 意味 | 説明 |
|---|---|---|
| < | 小なり | x < y なら xはyより小さい |
| <= | 小なりイコール | x <= y なら xはy以下 |
| > | 大なり | x > yなら xはyより大きい |
| >= | 大なりイコール | x >= y なら xはy以上 |
| = | イコール | x = y なら xとyは等しい |
| <> | ノットイコール | x <> y なら xとyは等しくない |
※「イコール」「ノットイコール」は一般的なプログラミング言語とは記述が違うので注意
サンプルコード
Sub test()
'変数を宣言
Dim result As Boolean
Dim x As Long
Dim y As Long
' xとyに値を代入
x = 10
y = 20
' yがx以上かどうか(真:正しいならTrue、偽:正しくないならFalse)
result = (x <= y)
' ダイアログに結果を表示(20は10以上で正しいのでTrueと表示される)
MsgBox result
End Sub
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