ExcelのVBA(マクロ)で、セルの選択・アクティブについてまとめました。
セルの選択・アクティブ・クリア(消去)
VBA(マクロ)でセルの「選択」「アクティブ」「クリア(消去)」をするには次のメソッドを利用します。
メソッド | 説明 |
---|---|
オブジェクト.Select | セルを選択状態にする |
オブジェクト.Activate | セルをアクティブ状態にする |
オブジェクト.Clear | セルをクリア状態にする(データを消去) |
※「Rangeオブジェクト」、「Cellオブジェクト」などで対象セルを指定します。
サンプルコード
サンプルプログラムのソースコードです。
Sub test() Range("A1").Select Range("A2").Activate Range("A3").Clear End Sub
SelectとActivateの大まかな違いは以下のとおりです。
Selectメソッド
・複数のオブジェクト(セル・シート)を選択できる
・後で選択範囲を「Selection」のオブジェクトとして操作できる
Activeteメソッド
・「現在操作できる単一セル」を指定(Selectメソッドで複数範囲を選択した後、実際に処理したい単一オブジェクト(セル)を指定できる)
・現在操作したいオブジェクトに切り替えできる
・Workbookオブジェクトを指定したい場合はActivateメソッドしか使えない
・非表示のWorksheetオブジェクトを指定できる(非表示のセルはSelectメソッドでもActivateでも指定可能)
404 NOT FOUND | VBA入門速報
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