VBAにおけるコメントの書き方(1行、複数行)について紹介します。
【VBA】コメントの書き方(1行)
VBAでは、文字列の前にシングルクォーテーション「’」を付けることで、「’」から行末までがプログラム実行中に無視されて実行されないため、好きなメモを残すことができます。
作ってから時間が経ったり、他の人に渡したり、プログラムの規模が大きくなると、コードを読み解くことが困難になってきます。
そのため、プログラムを作成する際に、コメント機能を使ってこまめにメモ(説明)を残すことが大事となります。
Sub test() ' Sheet1シートのA1セルの値をエクスカリバーに変更 ← これがコメント Worksheets("Sheet1").Range("A1").Value = "エクスカリバー" End Sub
【VBA】コメントの書き方(複数行)
1行でなく複数行、コメントを残したい場合があります。
その場合は、1行ずつシングルクォーテーション(’)を打っていきますが、非効率的です。
その場合は、以下の手順で[コメント ブロック] 機能を使うと便利です。
● VBEのメニューバーから [表示] -> [ツールバー] ⇒ [編集] を選択します。
● コメントしたい範囲を選択し、 [コメント ブロック] ボタンを押すと、選択した範囲がコメント化されます。
● コメントを解除したい場合は、範囲を選択してから [非コメント ブロック] ボタンを押します。
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